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対物賠償保険
車の事故により、相手の車や電柱などをこわしてしまった場合、
法律上の賠償責任を負います。 このとき1事故あたり契約金額を限度に対物賠償保険より保険金が支払われます。 基本的には対物は無制限にしておくのが無難でしょう。 対物を1000万円くらいにしている方は結構多いと思いますが、 踏み切り等での事故で電車を止めてしまった場合や 宝石店等に突っ込んでしまった場合、 1000万で収まらないケースもあります。 ただし対物を無制限にしておいてもトラブルになる場合があります。 たとえば時価20万円の車(10年くらい使用している車)に ぶつけてしまったとします。 その車を修理する場合の見積もりが30万円となりました。 この場合、あなたの保険会社は全損事故とみなし、 たとえ修理するとしても 時価の20万円しか保険金を払ってくれません。 当然、ぶつけられた方は納得がいかずに トラブルとなってしまいます。 私も仕事上このようなケースのトラブルをよく見ます。 こういう場合は、対物超過特約(東京海上日動火災の場合) という特約に加入しておけば時価額を超えてしまう事故でも保険会社は保険金を払いますので、加入することをお勧めします。 (相手が車を修理する場合に限ります。) しかしこの特約がない保険会社もありますので注意が必要です。 また対人賠償保険と同様にもらい事故で自分の車が壊れてしまったのに相手が何もしてくれなかった場合、自分の保険は使えません。 法律上の損害賠償を請求するための弁護士費用が 保険金としてもらえる特約(弁護士費用特約)をおすすめします。
by golf0114
| 2007-01-06 01:00
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